DIYで防獣金網フェンス。塀にするかフェンスにするか費用も悩む。

  DIYで防獣金網フェンス。塀にするかフェンスにするか費用も悩む。

敷地境界について悩む

11月初旬に引き渡しを受けた我が家。
ちょっとあまりにも田舎の常識が怖かったので、敷地境界にフェンスを建てることにした。
さすがに、フェンスを破ってまでは侵入してはこないはず。

だけど敷地が広い分、フェンスを建てる距離も長い。
敷地が外部と接している4面のうち、1面は裏山の崖で、人間の侵入は不可能。
もう1面は、隣家の塀があるのでとりあえず人を防ぐ必要なし。
なぜか間が開いていて、トイレや通路にされていた1面と、駐車場側の1面にはフェンスが必須。
それだけでも、およそ75メートルある。
1m1万円のフェンスでも75万円・・・

DIYを決意。

この際だからしっかりとした塀を築くか、簡易的でもいいから素早くフェンスを建てるか。

予算と状況の関係で、フェンスにした。
塀を建てるには、しっかりと基礎を施行する必要がある。
将来的には犬が来る予定なので、地面を掘り返してトンネルを作られないように、柱部分だけではなく、全体に基礎を作る。
塀を建てる敷地境界のあたりは、畑だったためか柔らかい土で、数十センチは掘り返して固める必要がありそう。
でも、今回はお金も時間もなかった。
引っ越して落ち着いてから、しっかりとした塀に変えていこう。
犬が来るのは数年後のはずだし(予定に反してすぐに来てしまったけど)。

フェンスはどのようにするか悩んだ。

  • 案1:工事現場の仮囲い。
  • 案2:木材でウッドフェンス。
  • 案3:金網フェンス。

本当は75メートルだけど、10メートル分はなくてもよさげだったので、65m。

案1:工事現場の仮囲い。

白いトタンの平板で工事現場を囲んでいるよく見るやつ。
ダークブラウンの安全鋼板っていう、茶色いのも売っていて、白に比べるとずっといい。
景観色ということもあるらしい。

リースもあるけど、一般人が購入すると、
楽天の場合で、幅540mm・高さ2,000mmが50枚セットで約20万円
楽天市場

板は少し重ねるから、2枚で1mだとして、50枚で25m。
65mなら130枚必要。
1枚4,000円として、130枚だと= 520,000円
これに、支柱となる単管パイプかH型鋼が必要で、1m毎に立てるとして支柱だけで66本。
横のパイプを上下に1本づつ2本入れたとして、130m分だから3mのパイプで44本。
合わせて110本。
長さ3mの単管パイプ安くて1本1,500円として、165,000円
ここまでで、685,000円
接続部分はクランプとかいるし、控え柱としての斜め材もいるし、材料だけで80万くらいはいきそう。
そのうえDIYだと、支柱を何十本も人力で打ち込んで、、という気の遠くなる作業。

案2:木材でウッドフェンス。

焼杉板のとても安いやつで考えると、「1970×10×165」×10=5,600円
※ただしこの安い板は片面しか焼いていないから、別途片面分の防腐塗料が必要。
シンリン共同株式会社

165cmで5,600円
65mで40セット= 22,4000円

もし両面焼いてある塀用の板だと、
「2000×12×210」×8=13,000円
168cmで13,000円
40セットで520,000円

もし一番安い杉荒材の野地板でやると、「1820×12×180ミリ」×10=2,090円(ホームセンター)
180cmで2,090円
65mで36セット=75,240円
ただ、野地板の場合は防腐塗装がいる。
高さ2mの壁65mの両面で、300㎡分の防腐塗料の代金。
定番のキシラデコールだと16L缶で最大80㎡塗れるから、4缶必要。
1缶だいたい25,000円だから、4缶で100,000円
合計 175,240円

これに、柱となる部分と横材がいる。
基礎を作るなら基礎代金。
掘っ立てにするなら柱と生コン代だけ。

柱は3寸(9cm)角で3mの杉材だと、安くて1本2,000円くらい。
高さ2mだと1m間隔くらいで支柱が必要だから、66本で132,000円
横材を2本として、だいたい44本で88,000円

生コンで掘っ立てにするとして、高さ2mのフェンスなら小さくても50cm角くらいの生コン基礎が必要。
50cm角は0.125㎥。4個で1立米。66個で16.5立米。
1立米10,000円として、165,000円

一番安い野地板でやっても、 175,240円 + 132,000円 + 88,000円 + 165,000円 = 560,240円
※柱の防腐剤は未計算
このほか、釘、木ネジのほかちゃんとやるなら笠木もつけないとだし、70万くらいか。

なにより、66個の穴を掘る労力はとってもつらい。
実家の庭で8本の支柱を立てる穴を掘ったけど、ほんとうにきつかった。
もしDIYやるならユンボ借りるしかない。

以前DIY施工した実家の大津垣
杉板を縦張りした板塀

なにより予算オーバー。

案3:金網フェンス。

金網フェンスもピンキリで、堅い頑丈なやつもあれば、ヘナヘナなのもある。
でも今回の目的は、
「おばさん・おじさん等、他人が勝手に敷地内に入らないようにする」が最優先。
次に「目隠し」。
そして、「そのうちドッグラン的に犬を放すから脱走できないようにする」。

最初の2つはまったなしで、できるだけ早く対応したかった。
そして、古民家と土地を購入したばかりで、改修に費用もかかるし、できるだけ出費を抑えたい。

ということで、「安い金網フェンスに目隠しのシェードをつける」ことにした。

購入したのは、【簡単金網フェンス改良型1800】という商品。
1セット20m(36,800円)なので4セット(147,200円)購入。
楽天市場 簡単金網フェンス

シェードは、「日よけ シェード 100×360cm」を19個。
1個2,297円×19個=43,643円
楽天市場 日除けシェード

合計 190,843円
仮囲いにしては高いけど、速さが重要なのでこれで我慢して、数年後立派なのを建てる!

金網フェンスは、本来はシェードのようなものをつけてはいけない。
風をもろに受けてしまうことになるので、フェンス支柱の耐久力を上回ってしまう。
実際うちも、風でフェンスがグラグラ揺れて、危ないし、支柱も少し折れてきた。
このままだと怖いので、単管パイプで補強をした。
だいたい2万円くらいの追加出費だった。

金網フェンスの施工方法

金網フェンス(防獣フェンス)を建てるのはとっても簡単。
2m毎に支柱を立てて、ロール状になっている金網を伸ばしながら支柱に留めていくだけ。
ロールは意外と固いし、ひとりでやるのは大変だけど、簡単。
支柱を立てる地面がとても柔らかい土のところは、支柱を地面に刺して体重をかけるだけで規定値まで埋まる。
でもそういうところはグラグラして危ない。
後日単管パイプで補強。
地面が固いところは、支柱の先を地面に刺して、支柱の上を掛矢で叩く!
本当はこんなやり方しないで、支柱を打ち込むツールがあるらしいけど、僕はもう原始的に叩きまくった。
おかげで掛矢がグサグサになったけど、全部打ち込めた。
金網の施工が終わったら、シェードをタイラップで金網につけて完成。
こんな簡易なフェンスでも、あるとないとでは大違い。
早く頑丈な塀が欲しいけど、とりあえず当面は十分な敷地囲いができた。

大きな敷地は、お金も労力も大変。
でもそれを上回るものが手に入った。
数年後、立派な塀を建てるときは、敷地全周だから160mか170mくらい。
おそらく、材料費だけでも200万円くらいはする。
業者さんに全部やってもらうと300万円くらいかな。
できれば掘っ立てではなく大和塀の方法で、全周に基礎をつけて犬が掘り返せないようにしたい。
頑張って稼がなければ。

単管パイプで補強したあと
単管パイプをフェンスに固定する
隣家のなぜか開いている塀部分
ここからおばばが通過したりトイレにされたり。。
フェンス打ち込みに使った掛矢
古民家内部の解体にも使用し酷使され割れてしまった(まだ使ってる)
金網フェンスにシェードをつける
(風圧が強すぎるので本当はダメ)
門ができるまではフェンスを門代わりにして侵入者をシャットアウト

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