古民家と土地を買う

はじめまして古民家。アシダカ軍曹も蛇もこんにちは。

  はじめまして古民家。アシダカ軍曹も蛇もこんにちは。

4ヶ月ぶりの訪問

いろいろありながらもなんとか古民家を購入し、念願の引き渡しを受けた。
この日を待ち望んでいた僕たちは、早速古い新居に行った。
約4ヶ月前に内見で数分みただけの古民家。
きちんと行くのははじめてとなる。
1,200㎡だと思っていた庭は、測量の結果もっと広いことがわかった。

前オーナーは、先祖代々この地に住んでいた方で、おそらく前オーナーのご先祖がこの家を建てた。
前オーナーも高校生までここで暮らし、その後は違う地に住みながら、毎週末通って畑をされていた。
由来がしっかりわかる土地で安心だし、何年も実際に居住していたわけではないので、ご近所づきあいもほとんどなかったらしい。これはご近所と無交渉でいきたい私たちにとってとてもよい状況であった。

裏庭には、妻が欲しがっていた井戸がある。
中をのぞいてみると、水位が驚くほど浅かった。
この土地は地面が湿っぽいし、地下水位が浅いのだろう。
一般的に海が近いほど地下水位は浅いというし、間違いないだろう。

家の外には外水栓がある。
前オーナーはこの土地を家庭菜園(にしては大きい)の畑として使っていたので、畑仕事用の水だと思う。
当初この水栓のコンクリート流しは排水穴がないと思っていたけど、ただ詰まっているだけだった。よくみたらきちんと下水管につながっていた。

きれいな畑もあり、前オーナーは引き渡しの直前までお手入れをしてくれていたので、サツマイモや春菊や大根、人参、エンドウ豆などが収穫できる。

家の引き渡しは11月。そのまま住むつもりだったので、石油ストーブを買っていた。。

僕たちはこのまま少し掃除をするだけで暮らそうと思っていた。
簡素ながらも流しはあるし、トイレもある。
お風呂だけは、まるで五右衛門風呂のような小さな風呂桶と石油釜だったので、簡易なユニットバスでも買おうと思っていた。
うれしいことに前オーナーが下水を導入してくれていたので、浄化槽ではなく下水!

古民家には虫や蛇がでる

このまま住むつもりだったので、虫を駆除することにした。
僕たちはできるだけ虫を殺さずにいたかったけど、猫を飼っているのでしょうがなくバルサンをすることにした。

だけど、結局は無益な殺生になってしまった。。

ある日、僕が不注意で壁にドンっとぶつかると、上から蛇が降ってきた。
蛇は焦って、威嚇しながら逃げる。
もし、猫がいたら。。

ふいに落ちてきて、逃げる蛇
蛇にとっては怖いよね
アオダイショウの幼蛇
目が大きい

バルサンする前、はじめて見るアシダカグモに、妻は
「アシダカ軍曹!はじめてみた!」と憧れのアシダカグモに大興奮。
Gとの果てしない戦いを続けてきた妻は、Gハンターであるアシダカ軍曹に夢と幻想を抱いていた。
10cm以上あるクモをみて喜ぶ妻は、都会育ちとしては珍しいのではないだろうか。

ヤモリもいた。
家のふすまを外していると、トンっと落ちてきた。
あわてて隙間に逃げるヤモリ。とてもかわいい。

余談:確か生物学者の故・日高先生の著書で、ヤモリの卵を見たことがない、みたいなことが書かれていたけど、うち、めっちゃありました。
壁の板の裏とか、朽ちた柱の内部とか。。

アシダカ軍曹とヤモリちゃんだけは無事でいてね、と願いながら、バルサンを焚いた。

バルサンした後、多くの虫の死骸が落ちていた。
もっともショックだったのは、軍曹ことアシダカグモ。
とても大きな軍曹たちが、瀕死の状態だったり、死んでいたり、自分でやったのに悲しい気持ちになってしまった。
ごめんよ。

バルサンした後、妻が頑張ってお掃除をした。
泣きそうになりながら(嫌だからではなく殺してしまったことの罪悪感と悲しさから)、虫の死骸を片付け、防護服を着て天井のほこりを払い、猫さんたちが歩くのでバルサンの残りを拭き取り、頑張ってお掃除をした。
すべて無駄になってしまったけど。。

今後の運命を変える出会い

そして、すぐにも古民家暮らしをしようとしていた僕たちの運命を変える存在と出会う。

ムカデ!

バルサン後、土間の入口脇に大きなムカデの死骸があった。
そのムカデを火ばさみで庭の奥に放り投げ、次の日。
また同じ場所に同じようなムカデの死骸。
また同じように外へ捨てる。
またまた次の日、同じ場所に同じようなムカデ。。
ムカデの巣があるらしい。
時期的にも活動が鈍る時期であることと、バルサンの効果で瀕死ではあるけれど、この家には大量のムカデがいる。

ムカデと本気で向き合ったことがなかった僕たちは、いろいろ調べた。
特に猫とムカデ。
口コミ等では、ムカデ毒にやられて、猫が死亡する例もあるらしい。
ウチの茶色い猫ちゃんは、ムカデなんて見つけたら間違いなく狩りにいく。
僕たちが知らないうちに壮絶なバトルを繰り広げ、なんて恐ろしいことは絶対に避けなければならない。

すぐに住むのはやめ、ムカデや蛇が出ない家にすることに決めた。
この決断により、内見してから1年が経過した今でも、この家には住んでいない。。

後日、裏の桜の木(後にサクランボの木だったと判明)を見てみると、ムカデがハヤニエになっていた。
ハヤニエはじめてみた。
この辺にはモズがいる!

もしかして、あの時ポイしたムカデさん。。

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