庭づくりは景色づくり

ホウレンソウ、大切

  ホウレンソウ、大切

12月の木枯らしが吹き始めた頃、庭づくりを始める。
夫は庭づくりの経験値があるので、時折アドバイスしてもらいながら、まずは土木作業スタート。

とはいえ、無口な夫を喋らせるのはたいへんである。色々試行錯誤してみて「何だかうまくいかない」と相談すると、 「あれはダメじゃないかなとちょっと思ってた」という返答(!)。
驚愕のホウレンソウ欠如(報告・連絡・相談)を、この後度々経験する。

庭づくりも苦手な家事も仕事でもなんでも、夫は「好きなようにやって良い」「失敗しても良いじゃない」と言ってフリースタイル肯定派なのである。
優しいが厳しい…

母親がむかし、プランターで様々な植物を育てていたが、あれは「園芸」で、庭づくりとなるとこれは「土木」だということを痛感する。
無い筋肉を奮い立たせて、抜いて(あるいは切って)耕して、掘って掘って掘って、植える(または埋める)。

小道づくりはカイガラムシの被害で枯れた植物とおびただしい量のドクダミを抜き、軌道上の植物は移植して、耕して腐葉土を漉き込むという、プリパレーションの段階だけで3週間近くかかった。

最初スギナと勘違いしていたドクダミは縦横無尽に地下茎を広げており、地上部が無いのにも関わらず一輪車に3杯以上の収穫高。帰ってきても何だか鼻のあたりが臭い。

煎じたら食せるというが…

水仙もそこここに大量にあるため、球根のまわりと比較的大きめの木であるビワと杏、桃の根まわりを除いた40平米近くをひたすら耕した。

耕すのは、この後景色になる植物を植えるためと、枕木とレンガで道を整備するため。

工程としては、耕した後に道幅分の穴を掘り、地面を突き固めて路盤材を敷き、枕木とレンガを並べ路盤材で固定し、サビ砂利で表面化粧をして完了となる。
楽しい植栽作業はほんとうに最後のおたのしみ。

その前にエリアを見失いそうな為ビニールテープで大まかに仕切り、じめじめの地面を歩けるようにとりあえず一本道に枕木を敷いた。

路盤材は一袋が20kgで、それを20数袋。枕木は40本ほど、60センチと80センチ、120センチの3種を組み合わせ、レンガは20個と、もともと土に埋まっていたものを掘り出して6個。

ホームセンターへ買い出しへ行くたび、重みで車の車高が下がって心配になった。

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