野犬と暮らす

命名と心の迷い

  命名と心の迷い

こぶちゃんたちを本格的に躾けなければならない時期がきて、いつまでも「名無しのこぶちゃん」ではいられなくなった。

黒い姫さまを「ニナ」、焦げ茶の甘えんボーイを「デューイ」と呼ぶことにした。
もちろん、里親さんが現れて変えたければ変えてもらって構わない。

我が家はねこちゃん含めて皆、カタカナの名前で、頭文字のアルファベットが被らないようにしている。呼ばれた時の音の響きも似ないように。

ただ、名前をつけたから可愛いからと言って生涯手元で育てるべきか、まだ迷いがある。夫とも何度か話しているが決めきれない。

ニナ
デューイ

5月16日に、この母子犬が捕獲されたのと同じ地区で、父子犬が新たに捕獲された。子犬5頭と父犬1頭。
全くお問い合わせが無いと書かれており、22日の期限が迫る中で私は気が気じゃなくなった。

我が家に来た子犬のうち二頭は、既に素敵な里親さんの元へ貰われた。引越したので、使っていない部屋がもうひとつだけある。
何とか父犬だけか、子犬だけでも預かれないだろうか。命を繋げないだろうか。

ニナとデューイは、然くん家族のイベントに連れて行った際に「可愛い」「何犬ですか」「兄弟ですか」などたくさんお声がけをいただいた。
器量も性質も申し分無いし、このエリアは保護犬への理解もあるので、募集方法を広げれば貰われるかもしれない。病院でも、ポスター掲示などは協力できると言っていただけている。

特にニナはつやつやの綺麗なブラックタンで、人が大好きで全く吠えず、より楽天的。
お散歩もスイスイ歩き、誰でも人は遊んでくれるかもしれないと期待する。貰われる要素が豊富だと欲目なしに思える。

デューイは知らない人が怖いので、お見合いでも本領を発揮しにくいけれど、甘えん坊で人の膝の上が大好き。
ホットスポットで刈られてしまったお尻の毛も、きれいに生え揃った。(2.5ヶ月で元どおりになり、わからなくなった)ただ、ほかの犬や人に時に警戒の声(ウォフッ)をあげるので、躾をしっかりいれなくては。

然くんのご家族から「新車の輝き」と評される

可愛いからこそ、素敵な家族を見つけてあげて、今回の父犬のように貰われにくそうな子(大型、野犬、人馴れしていない)などを保護できないだろうか、と考えたりした。

我が家のお金も管理している夫は再び大いに悩んでくれた。
そして期限の22日、保健所がしまる直前にまだ決まっていなかったら、団体さんに声をかけてみようと言ってくれた。うれしかった。

幸いどの子も直前に引き出しやお問い合わせの連絡が来たようで、団体さんに声をかけた時には「何とかなりそう」とのことだった。

ただ、母子犬が来て丸3ヶ月を迎え、今後も含めて考えなくてはいけない時が来ている。

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