野犬と暮らす

虫の知らせ?

  虫の知らせ?

梅雨が明けたような、ほんの3日ほど晴れ間の続いた7月19日、ニナとデューイは揃って避妊・去勢手術の日を迎えた。

朝起きると、ゲートに近づいたわけでもないのに、珍しくハンナがウロウロしている。虫の知らせかしら。

一昨日、昨日と庭に2時間ほど連れて行き、絶食開始時間前にはうんと美味しい缶詰をブレンドしてあげた。
おやすみを言う時もなんだか寂しくって、明日はこの二頭が居ないのだ…と思うと、お母さんセンチメンタル。

我が家へやってきた当初は、予想外にハンナが子育て放棄したので、本当に目の回る忙しさだった。
私もアナフィラキシーショックで暫し体調が安定せず、その時は、1日だけ、せめて半日でも良いから誰か預かってくれたら、と半ばノイローゼ気味に思ったりもしたのに。

10分以上車に乗るときは、おむつ着用(ユニチャームのLサイズ)

病院も先生も看板犬も大好きな二頭。
手術が済んでも、それは変わらないと良いなと願う。
デューイはオスなので、本来は日帰りも可能なのだが、何しろ怖がりなので、楽天的なニナとニコイチでのお泊りを先生が許可してくれた。ありがたい。

なごり惜しんで何枚も撮影

二頭を庭に連れ出すだけで大騒ぎをするハンナのことも心配していたが、やはりというべきか、一晩中遠吠えをした。
今まで聞いたことのない悲哀のこもった声。
夫がかわいそうに思って、一緒に寝るべく深夜ひとり犬部屋に移ったが、ハンナは何しろ自分の子犬以外は信用していないので、遠吠えは収まったものの、ひとりと一頭、ともに寝れたのかどうか…

翌朝お迎えに病院を訪ねると、偶然にも兄弟犬の然くんがいた。今日、入れ替わりに去勢手術らしい。
一瞬、夫のことも私のこともわからず怪訝な反応をしたけれど、思い出したらテンションマックス。
元々四頭の中でこの子だけ毛が長かったが、ふわふわつやつやになっていてとても可愛い。大事にされているんだなあと、眩しい気持ちでみた。
この子を多分、最も気に入っていた夫もうれしそうだった。

可愛い!可愛い!可愛い!

手術で摘出したもの ※生々しいため閲覧注意!

(画像キャプション)上がデューイ、白い紐みたいなのが精子を送る管で、太い赤いのが血液を送る管らしい。下はニナ、妊娠すると点線で囲んだところに片方2,3頭づつの子犬が入るらしい。その両端の丸いものの中央が脂肪に包まれた卵巣。はじめて見た。

先生のおはなしでは、意外にもデューイは落ち着いていて、ニナがおもらしをするほど怖がったらしい。
毎日見ているのに、本質というのはわからないものだ。
然くんともひさしぶりのご挨拶ができて、帰りには尻尾をふりふり、いつものにこにこに戻っていたのでよかった。
何しろ元気で帰ってきてくれて、本当によかった。えらかったね。

ハンナももちろん、人間を恐れる気持ちを上回る歓迎で、二頭をバリケンの外まで出てきて出迎えた。
よかったね。みんなよかった。抜糸までの1週間は庭遊びもできないけれど、お家はいいね。

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