野犬と暮らす ねこちゃんたち

猫は恋人、犬は友だち?

  猫は恋人、犬は友だち?

ハンナもニナもデューイも、文句なく可愛い。
いたずらも、うんこぐちゃぐちゃにするのも、ふつうにお散歩できないのも、それらを全部差し引いても、嘘偽りなく可愛いと思う。

ただ、今後動物と暮らしたいと考えている方に、正直な気持ちをお伝えするなら、ねこちゃんの方が100万倍、人と暮らしやすいです。

ねこちゃんなら、アレルギーさえなければあと2シスターズくらい受け入れられる。

ねこブームだの、ネコノミクスだの、そう言うコンテンツとしての売れ方はちょっと危惧するものがあるけれど、でも持て囃されるだけの理由もわかる。
それは圧倒的な暮らしやすさと可愛さ、そして現代の住宅事情とのマッチではないだろうか。

我が家もワンさんだとあと一頭受け入れられるかどうか…という微妙なライン。何しろ手がかかるし、存在感が大きい。

躾をしなければ、自由な暴君になってしまい、犬種によっては巨大な体に成長する。17.5kgの現在でも、グイグイ引っ張られると足元が危ないことも。

体臭も濃いめで定期的にシャンプーしないと、どんどん部屋の犬臭さが強まる。シャンプーがまた、たいへんな格闘。

ペットシートが日に何枚もゴミになり、うんこは人並みに立派、食器も人間のものより大きくて洗いにくい。(うんこ食べたおくち…というのも頭を過ぎる)

プロレスが本当に壮絶で、ガシャーン!ドシャーン!とケージを揺らして、毎日相当な音と迫力の祭典。
本人たちは手加減しあって怪我こそしないものの、マンションだったら階下へのご迷惑レベル。

鳴き声も機密性の高い最近の住宅なら、ねこちゃんがちょっと要求鳴きするくらい、窓を閉めていたら聞こえないだろう。
ワンさんの吠え声は違う。100デシベルとも言われる音は低音が効いていて、お隣が近ければ叱る声も相まってうるさいだろうと思う。

ねこちゃんたちは、どんなに大きめ、お太りさまになっても8kgくらいまで。(Bちゃんの最大値もそのくらい)

シニアな今は少し痩せました

時折「夜の運動会」なるものをしても、トテテテ、ダダダッという程度。ごはんもお上品に召し上がって、常にどこかグルーミングしているので、ふわふわやわらか。

「ねこは躾ができない」なんてとんでもない。
何にも壊さないし、おトイレは教えなくても上手にできるし、静かで、大抵は寝ていて、その寝顔だけでカメラロールが埋まるほど可愛い。

「あそぼう」という要求も、おもちゃを咥えてきて足元にそっと置き、キラキラの目で見つめる。甘える時も、そっと来てくっつく。

静かできれいで臭わなくて可愛くてコンパクト。都市型にぴったり。

我が家の場合は郊外なうえ、周りをぐるり庭に囲まれた一軒家。犬向きな恵まれた環境だと思う。
宅配が届くたびに吠えるので、玄関チャイムというものも常識に反してやめてみた。

大きな宅配ボックスをふたつ設置して、あとは業者さんと必要に応じて電話でやり取りをすることに。

ただ、チームワンさんの出自が野犬なので、ねこちゃんたちの絶対的安全性を考えて、部屋は完全分離した。

家の中だけが世界のねこちゃんたちに、リビングや寝室といった人間との生活圏は渡し、ワンさんたちには庭の自由と、6畳ほどの犬部屋をひとつ。

犬だってソファやリビングで一緒に寛いだりしたいだろうという意見もわかる。一頭だったら、家庭犬だったらそうしたかもしれない。

でも、今はこれが我が家の出来るベスト。

外が怖くない子ならば、海や山へも一緒に出掛けられるし、犬はどちらかというと都市型よりも郊外型だろう。

そんなことを考えていて、新しく迎えるひとには犬は結構たいへんですよ、と言いたくなった。

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