野犬と暮らす

再びガッチリロック

  再びガッチリロック

やっとハンナの心の扉がほんのわずか開いたかもしれない!と思ったタイミングで我が家は引越しを敢行した。

別に狙ったわけではなく、もう色々偶然の成り行きばかりで、リフォーム中の家にほど近い場所に移り住むことになった。

予期せず犬ファミリーが来て手狭になったこと、そろそろリフォームに本格的に取り組みたかったこと、マンションから古民家までが車移動の距離で少し疲れが出ていたことと、賃貸物件がちょうど良く出たことが重なった。

なのでここも仮住まいとして半年くらいの予定だが、がらんどうになったマンションをみて、わかった。
家族がいる場所が、家なのだ。

引越し屋さんが来る2日前に、犬と猫と必要な家財は車で運び、急ごしらえの安住の場所を作っておいた。

そしてマンションに荷物を片付けに戻ると、何だかそこは、急によそよそしく寂しく、楽しい我が家ではなくなっていたのだ。

どんより…

ただ、ハンナには試練だった。
せっかくマンションの一室を自分の縄張りと思ってくれたのに、クレートからバリケンへ移動させるだけで可哀想に恐怖でうんこをもらしてしまった。バリケンに籠城して出て来ない。

ミルクを用意すると飲みたそうにするものの、こぶちゃんたちにみんな飲まれてしまう。美味しいごはんもこぶちゃんたちがいただき。
別々にするよりよかろうと思ったものの、悩ましい。

こぶちゃんたちは、もちろん楽しそう。広くなってプロレスに講じている。

チーム猫ちゃんたちも、2日もすると大分慣れてくれて、猫は家につく、犬は人につく、というのも怪しいものだなと、勝手な人間たちは思うのであった。

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