野犬と暮らす

スギナかこぶたか

  スギナかこぶたか

こぶちゃんたちは急に栄養状態が良くなったせいか、物理法則を無視するスピードで大きくなっていった。
そのスピードは、日毎に100〜150gずつ増えるというもの。

スギナが1時間に1センチ伸びるという噂も、あながちありえない話ではなさそうである。参考まで、一番大きい薄茶ちゃんの2週間の体重変遷はこちら。
(来た当初は1,800g)

3月 4日:2,010g
3月 5日:2,045g
3月 6日:2,080g
3月 7日:2,155g
3月 8日:2,260g
3月 9日:2,340g
3月10日:2,495g
3月11日:2,565g
3月12日:2,745g
3月13日:2,890g
3月14日:2,980g
3月15日:3,075g
3月16日:3,150g
3月17日:3,225g

ただ、妊娠・出産・授乳期のハンナの栄養状態が悪かったせいか、初乳の免疫力が低かった可能性があり、全員皮膚の状態が悪かった。来たその日から、シンクロで掻きむしっていた。

病院で診てもらったところ、ノミ・ダニや疥癬ではなく、免疫力の低下からくるものとのことで「湿らせない」が第一義となった。
舐めて湿らせないように、酷い子にはかゆみ止めのステロイド注射をし、全員が朝晩に抗生剤の経口投与、シャンプーは1週間に一度、ドライヤーで完全に乾かす。

それでもホットスポットという、数時間で急激に悪化する(舐め壊してしまう)急性皮膚炎になる子もでた。この子は病院で消毒という痛い思いをさせてしまい、5kgを超えた今でも毛刈りをした部分は完全に毛が生えていない。(皮膚は黒くなり、短い剛毛が生えている)

毎朝夫が1頭あたり15分ほどをかけて、スリッカーブラシで入念にブラッシングしながら皮膚が硬くなっているところはないかチェックし、赤味が出ているところには処方された軟膏を塗り、怪しければその日のうちにすぐに獣医さんへ。
全く目が離せない日々が1ヶ月近く続いた。

ハンナは同じくあまり状態は良くないものの、保健所で「レボリューション」という薬を投薬されていたためか、栄養状態が向上したためか、それほどひどく掻き毟ることはなかった。
目や鼻のまわり、かかとなどは少し毛が薄くなっている。しかし可愛い。

私のアレルギー検査の結果がでるまでは、自宅でもマスク着用で、夫共々、レインコートを着てお世話をするという怪しい出で立ちである。

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